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誠意・・・

  • miyabi 雅 設計工房 辻本佳雅
  • 2016年5月12日
  • 読了時間: 6分

みなさん、こんにちは。

雅 設計工房 辻本です。

今日は、これといってネタが無いのですが・・・

そんなに毎日色んな事が起こる訳でもありませんので。ね。

ただ、2日程前の事なのですが。。。。。

今月19日より娘が修学旅行で北海道へ行くという事で、旅行カバンを買いましょう。となった訳です。

で、辻本家は何かしらの買い物をする際は、実店舗にてその対象物(今回は旅行カバン)をリサーチし

私がネットで安く買う。という流れが定着しております。

で、ゴールデンウイーク中にカバンを物色し、大きさと色をある程度決定。

自宅で検索開始したところ、やはりネットは物の数が多い為に、色んなデザイン、色の商品が沢山出て来たわけです。

それで、店舗で見ていたカバンの情報として「サイズM」で、あとは娘の好きな色。という、何ともおそまつな情報収集だとこの後思い知らされる訳です。

良くご存じの方なら、上記の情報がどれだけいい加減な事かは直ぐにご理解頂けるかと思いますが、

MとかSとか、Lとか、SSとか・・・なんていうのは、その会社が自由気ままに付けたサイズの情報で、

どの会社でも共通した情報としては、「容量」ですよね。30Lとか35Lとか。。。

5/6に楽天さんで発注して、5/8に届きました。サイズMが。

私は少し出掛ける用事がありましたので、商品到着時の事は知らなかったのですが、夜帰宅しましたら、玄関の所にドカッとカバンが入った段ボール箱が置いてあるじゃないですか。

まあ、さぞかし旅行が具体的に見えてきて、娘はウキウキしているだろうと、「ただいま~!」みたいなテンションでリビングへ入りますと、嫁+娘が何やらどんよりしていますので、「どうしたん?」と聞きました所、「・・・・カバン。・・・大き過ぎるねん・・・・」と。

「は?Lでも届いたん?」

「違う。届いたのは確かにMやけど、大きいねん。」と。

嫁も娘も、私が一生懸命ネット検索して、やっと気に入った色を発見したのを見ておりましたので、

娘がその事を言い辛そうにしていて、嫁から聞かされたという、何ともパパ想いのやさしい娘じゃないですか!

で、再度購入先のページから色々見直しをしていて、MとかLの基準ではなく、きちんと内容量で探さないとダメだったという事がその時初めて理解できました。

我ながらドンくさいというか、どこ見てんねん!というか。

で、早速、じゃあ同じ商品のサイズダウンでちょうど良いのでは?と調べた所、なんだかやっぱり小さい様な。。。。ここは無理せず、再度聞き込みからやりましょう!山さん!行くぞ、ジーパン!

ということで、翌日、サイズでは無く、内容量確認のリサーチをし、外形寸法も情報をもちかえって例のサイズダウン商品と照らし合わせた所、やっぱり小さい事が判明し、そこから色んな商品を調べ倒してみて、本当に作っている会社ごとにサイズが全然違うということも分かりました。

で、次候補も決定し、さあ注文。と行きたいところですが、今家にある「大きなM」はどうなるの?

そりゃ返品でしょ。

早速連絡する為に同封の納品書を確認しますと、返品規定:①商品到着後7日以内なら返品可能。

②サイズが違うなど、お客様都合による返品には応じかねます。。。。

あら???

これ以上無い、バリバリのお客様都合やんかいさ。

これはマズイ。。。。娘、再度どんより。。。

電話、電話。  あ、営業時間終わってる。。。

「じゃ、じゃあ明日の朝に電話しとくね。何とかなるやろ。最悪は家族旅行用に一つあったら便利やん!」とか言いながら、内心どうしようモードでした。

翌日朝10時ジャスト!電話!

プルルルルル。プルルルルル。・・・・・・・・・・・ お留守?

再度!プルルルルルル。プルルルルルルル。・・・・・やっぱりお留守。

11時。・・・・お留守。

12時・・・・・お留守。

もうええわ!!

いかん、いかん。冷静に。

メールで送信だけでもしておこう。

と、その店舗宛に、何一つ包み隠さずありのままをメールに書き、送信だけしておきました。

ま、正直、内容的には上記のままですから、誰がどう聞いても「お客様都合100%」なので、この時点で、返品はあきらめていました。

それならそれで、別にいいか。と思って、夕飯の時に、電話がつながらなかった事と、とりあえずメールをした事を伝え、「あれはあれで置いといて、別のを買おう」と話をしていました。

すると、営業時間もとっくに過ぎた20時前(営業は10-17)に私の携帯に見慣れない番号から電話があり、その時間の知らない番号は出ない。という私が、何の躊躇も無く、スーッと電話に出たんです。

それが例のカバン屋さんで、「メールを拝見させて頂き、ご返答が大変遅くなって誠に申し訳ございませんでした。」と。

大変遅くなって、とかじゃなく、もうとっくに営業時間外ですよ。

しかも、別に今日中に返答が欲しいなんて書いていた訳でもなく、どちらかと言えば、

「無理ですよね~?」的な感じの内容でしたので、なんだか申し訳ないのはこちらの方なんですけど。

「で、いかがでしょうか?」

「はい。ご希望に沿う商品が無く、本当に申し訳ございません。。。誠に申し訳ございませんが、こちらへの送料のみお客様のご負担にて、ご返送ください。後日ご指定の口座へ料金をお振り込みさせて頂きます。お客様の場合、料金の一部をポイント利用されていましたが、その分も合わせてご返金致します。申し訳ございません。。。。」

いやいやいやいやいや!!違う違う違う!!!

こちらの方が、本当に、も・う・し・わ・け・ご・ざ・い・ま・せ・んーーーーーーーーーーー!ですよ。

返品に応じて頂けただけでも、こちらとしては本当にありがたい事です。(娘:喜ぶ。というか安堵)

それに加えて、お店側が、お客様のご要望に沿う事が現状出来ていない事を謝る。。。

ただ、私達の不注意で起きたという事に違いないこの事態に対して、お店側が頭を下げる。。。

このお店、これからどんどんお客が増えて、どんどん儲かる会社になる。。。。直観的に思いました。

実はこのメールを書いている時点で、梱包は終わっているのですが、まだ発送していません。。。

返品しようか、迷っています。

もう一つ、娘が希望しているカバンを買う事は決定していますが、このままこのカバンを返品するべきなのかを迷っています。

あの、連絡をくれた方は恐らく店長さんだと思うのですが、あの人の「お客さに対する想い」に、ここ最近無い位大きな感動を頂きました。

その想いに報いる行動を取れる人間でありたいと、電話を切ってから考えはじめ、たとえそれが「不注意」から始まった事であろうが、この人と会話が出来た事に大きな意味があるのではないか?と。

自分もお客様があっての商売をさせて頂く立場になった人間として、これ程の経験はそうそうあるものでは無いと思います。

何も意識しなければ、「なんか知らんけど謝ってはった。ラッキー。」程度の事かも知れません。

じゃあ、逆にあの人と立場を入れ替えて考えれば、私の都合だけでお客様(店長)にお金を支払わせる事になる訳ですよね?そんな店、繁盛します?人集まります?喜んで頂けます?

そこまで深く考える事では無いかも知れませんが、あの人の言動はそこまで考えさせるに値する事だと思います。

この人は、ナチュラルな思考でこの行動と、言葉を出す事が出来るんだと思うと、私がこれから活動していく上で、大きな大きなお手本になる事だと理解致しました。

この記事を書き進めているうちに、なんとなく自分でも解ってきた様に思いますので、

私は結局返品したのか?しないのか?は、皆さんご自身で考えてみてください。

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