がんばった証。
- miyabi雅 設計工房
- 2016年10月5日
- 読了時間: 3分
みなさん、こんにちは。
miyabi雅 設計工房の辻本です。
先日、長男さんが、車を買いました。
中古車ではありますが、自分のお金で自分の車を購入されました。
彼は、高校卒業後ご縁あってとても素晴らしい企業へ就職が決まり、
本当に、順調に社会人の仲間入りを果たし、たった一年で3ケタに限りなく近い額の
車を経費も含め全てを現金で買えるほど頑張っていました。
購入後の預金残高も、同じ物をあと一台買えるくらい持っているようです。
彼のこれまでは、決して平坦なものではありませんでした。
友達のこと、学校のこと・・・・いろんな逆境を乗り越えて、今の自分を築き上げました。
そんな彼も、気付けば運転免許を取得し、数百人の中でたった一人の「高卒」新入社員として
下も下も一番下っ端から始まった社会人生活。
回りは同期といえども、全員年上という中で、色んなアドバンテージを抱えながら、
不安だらけのスタートだったと思います。
そして、ついに念願の「マイカー」を手に入れる所まで来ました。
自分が初めて車を買った時のことを思い出し、父親がいなかった為、誰にも相談できなくて、
それでも「欲しい」気持ちが大きくて、色んな人にアドバイスを求め、知らなかった事を少しずつ知り、
何とか手に入れることが出来たのを思い出しました。
親に頼るのは決して悪いとは思いません。が、
自分で経験すると、ここが良かった、こうすれば良かった。など、人に助言する事も出来る様になり、
次はこうしよう。と、自分自身も成長します。
今回はどうしても不安な事が色々ありましたので、ついつい手を差し伸べてしまいましたが、
この先は自分の判断で生きていく術を身につける事が重要です。
まあ、彼の場合とても有難い事に、学生生活から就職に至るまで、公私共にとても良いお手本になっ
てくれている先輩がいますので、もうおっさんの出番はどんどん少なくなっていくと思いますが。
幼稚園から小学校、中学校と成長してく過程も、とても嬉しかったのですが、一人前の大人になって
行く変化というのも、とても嬉しいものですね。
成人式は「仕来り」ではありますが、その事よりも本人の自覚が成人しているのかが問題です。
そういう意味では、「自分の稼ぎで車を買う」という行為は、今後色んな事を背負って生活してゆく事の
自覚を持つきっかけの一つに十分なり得る行為だと思います。
選挙権もその一つだと思いますが、これは正直以前のブログ記事にも書かせて頂きましたが、
今の報道の在り方や、「選挙」自体の重要性をもっと若い人たちがきちんと理解出来るように
いろいろな媒体が結束して打ち出していかなと、どんどん興味を持たない人が増殖するのでは?
と思っているのは私一人では無いと思います。
話がそれましたが、とにかく親という生き物は、子供の成長に一喜一憂し何かあれば直ぐに手を出す
甘ったるい人種であることは間違いないです。
(口では偉そうなこと言って突き放した「風」になってますが・・・)
ということで、本日は長男さんが私が初めて車を買った年より4年も早く夢の一つを実現して、
ちょっとイラッ!とした話しでした!!
おしまい!
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