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悲しい・・・

  • miyabi 雅 設計工房
  • 2016年6月4日
  • 読了時間: 5分

みなさん、こんにちは。

雅 設計工房 辻本です。

今日facebookをチェックしていて、とても悲しいニュースを目にしてしまいました。。。

私のfacebookで記事をシェアしたのですが・・・。

台湾の動物保護センターで働く獣医師の女性が、動物を安楽死させる薬を自身に投与し、自殺をなされたという内容でした。

彼女は「簡稚澄」さんと言う方で、学生時代からとても優秀な方で、心から動物たちを愛するとてもやさしい獣医さんだったとの事です。

その彼女が務める保護施設では、保護動物の過密問題で、2年間に700匹もの犬を安楽死させなくてはいけない状況だと言う事です。

彼女は、それが「仕事」とはいえ、自分が愛情を注いできた犬たちをまた自分の手で安楽死させなければいけない現実に毎日悩まされ、本当に辛い日々を送られていたのだと思います。

そんな彼女の事を「動物権利活動家」等から『美しき死刑執行人』などと報道され、思いつめた彼女はついに「自殺」という道を選んでしまった訳です。

本当に辛いし、悲しい『事件』です。

彼女が選ぶべき道は他にもあったかも知れません。

彼女が取れる手段は他にもあったかも知れません。

彼女は動物たちを安楽死させる為にこの施設に勤めていたと思いますか?

彼女は動物たちを安楽死させる仕事に就きたくてこの施設に来たと思いますか?

動物なんちゃら活動家?とかいう連中は、毎日何の活動しているんですか?

保護施設の外からマイクで叫んでいるんでしょうか?

施設で働く人々に心ない言葉をあびせて、さも自分達だけが正しいと主張する活動なんでしょうか?

なぜ、その活動家の方々は保護施設と一緒に今の現状を変える為に案を出し合って、より良い方向へ向ける事を考えないのでしょうか?

じゃあ、その活動家が保護施設で働いて何とかすればええやんけ!してみろ!

それでこそ「活動家」やろが!

「活動」せんかい!!

彼女は、安楽死させられる事を承知しながら、それまでの残された時間、少しでも動物他の為に自分が出来る事を精一杯してあげたい。

そんな気持ちで毎日働いていたんじゃないのか!?

なんで、そんな事が、その気持ちが分からない??

本当に、同じ「人間」なのか?

私は、実家に居る時から、結婚して長女に「犬を飼いたい」と、せがまれるまで、自宅で動物を飼う事にどちらかと言えば「反対」していました。

子供が小さい間は特に。

お分かりだと思いますが、子供は直ぐに「飽きて」しまいます。

カメ、セミ、ハムスター、金魚、カブトムシ・・・

みんな、マンション裏の桜の根元に眠っています。。。。

ですので、「犬」に関しては特に反対していました。が、

嫁と娘の「絶対に大切に飼うから。しつけもキチンとするから。責任もって育てるから。。。」と、半ばゴリ押し状態で、嫁の勤め先の方から生まれて数カ月の子犬を引き取る事になりました。

それが、「副所長」です。

今では生意気に椅子を占領し、クッションを占領し、今日も「ふすま」を開けてました。。。

マジでどうやってんの????

とにかく、それからというもの、「犬」について家族みんなで勉強し、色んな事を覚え、犬が人間社会にとってどのような存在であるのか?など、私自身も世の中の「犬事情」が自然と気になる様になりました。

でも、知れば知る程悲しい事が本当に沢山あり、日本では年間10万頭以上の動物が今も殺処分されています。

青森にある「青森県立三本木農業高等学校」の動物科学科の生徒たちが立ち上げた「いのちの花」プロジェクトを何かのきっかけで知り、殺処分された動物の遺骨は「産業ゴミ」として扱われている事を初めて知りました。

「いのちの花」、amazonですぐに買いました。

このプロジェクトは「お・も・て・な・し」の滝川クリステルさんも応援しておられ、実際に学校へ行かれ、生徒たちと作業もされていました。(何かの番組で見た事があります)

高校生が書いた本なので、さっさと読める内容ではありますが、もうね、ダメです。

ちょっと読んでは、涙ぐみ、少し進んでは、涙ぐみ・・・もう、読めないです。

むか~し、いつ頃とか全く覚えていないんですが、ドキュメンタリー番組で、動物愛護センターでの殺処分を取り上げた内容の物を見た記憶があって、ガス室に入れられた犬達がこっちを見つめている中、ステンレス製の扉が上から徐々に閉じて行く映像が、私の頭の中に昨日見た事の様に鮮明に残っています。

次に扉が上へ開いていく映像で、そこには数頭の犬達の亡骸が横たわっていました。

その時は、「こんな事をしてるんだ。愛護センターなのに。」程度の、「愛護」というネーミングと、行われている事のギャップに疑問を持つ程度でした。

とにかく、先にも書きました、犬達がこちらを見つめる中、閉じて行く冷たいピカピカの扉。

この映像がもう頭から消える事は無いと思います。

保護センターで檻の中から見つめる犬。みたいな写真でも目にしようものなら、すぐその映像が頭に浮かんできます。

ペットを飼っておられる方々なら少なからず、この現状は知っておられると思いますし、出来る事なら何とかしたいとお考えをお持ちだと思います。

この現実は「人間」が造り出したものであり、この現実を変えられるのも「人間」しかないんです。

みんなで考えて・・・というのは難しいかも知れませんが、せめて今ペットを飼っている人達だけでも、自分達に何が出来るのか?を考え、どんな小さな事でも行動する。行動し続ける事が、いつか殺処分ゼロにつながって行くと信じています。

なんとか団体とか、なんとか活動家とか、別にいいんです。それで。

動物を愛するという気持ちは同じな訳ですから。

でも、殺処分をされているセンターの方々が「喜んで」その作業に携わっているのでは無いし、その施設をどうこう言うのでは無く、どうしたらいいのか?どうすれば無くせるのか?

に焦点を当てて考えましょうよ。

本気で。まじめに。

facebookページも開設しておりますので、よろしければそちらの方も見てやってください。

ペット


 
 
 

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